家のテーマ
プライバシーが確保された
程よい距離感が心地良い二世帯住宅
ご主人のお母様との二世帯住宅を、とARRCHを訪ねてくださったご家族。
家づくりをスタートさせたきっかけは、お子様が生まれたことで、将来子供部屋を作ってあげたい、
そしてそれを機にお母様と同居したい、と思われたことだそう。
初めての家づくりで、思っていること・希望をどう伝えたら良いかと少々心配していたお施主様に、
アドバイザーと建築家が細密にお話を重ねさせていただき、ご希望に沿う二世帯住宅の建築を実現いたしました。
子世帯の“囲む庭”と親世帯の“開放的な庭”
二つの庭のある邸宅。
計画地は、交通量の多い南側道路の南北に長い敷地。敷地内で車が回転できる駐車スペースを確保しつつ、
ご要望であった、南側に庭を設ける中でプライバシーを確保した形状をとり、安心して暮らせる住まいの設計を目指しました。
二世帯が暮らす住まいとして、庭を分離しながら、各自が明るく快適な住まいとして、
家族間のプライベートを守る穏やかな住まいとなる設計をご提案いたしました。
一階に各世帯のリビングを。
室内空間だけでなく外空間も分離した程良い距離感が心地良い設計。
建物の中央に二世帯共有の玄関を設け、玄関ホールを境に空間を分離。
共有の水回りはホールを介する動線とすることでパブリックとプライベートがをきちんと分けられています。
子世帯が利用する部分は2階建てにし、親世帯は平屋だけの空間で生活が完結するレイアウトで、快適な暮らしが叶います。
子世帯のLDKが22.75帖、親世帯のLDKが11.75帖、そしてそれぞれのキッチンと庭付き。
どちらもソファを置かない畳リビングにし、自由度と快適性の高い居住空間としました。
HOUSE DATA
敷地面積 383.67 m² (116.06坪)
延床面積 152.36 m² (46.09坪)