家のテーマ
二世帯が集うリビングへの動線と
それぞれの居場所へつながる動線
注文住宅に興味があり、インターネットでいろいろ検索されていた奥様。そんな奥様が、かたくなにマンション派だったご主人を伴いARRCHのモデルハウスにお越しくださいました。
当初は一戸建てへの関心が一切なかったご主人でしたが、いくつかご見学を重ねるうちに、自分も家を建てたいとお気持ちが変わられたとのこと。
その理由をご主人は「本当にどの家ももちろん全然違う間取りだったのですが、どの家も住まう人に寄り添っていると思えたからです。ARRCHなら、自分たちに寄り添った家を建ててくれるのではないかと。そして決め手だったのは、接していたアドバイザーさんが親身に相談に乗ってくれ、この人に自分たちの家づくりを見守ってほしいと思ったからです」とおっしゃってくださいました。
こうしてARRCHでの家づくりがスタートしました。
生活リズムが異なる二世帯
快適に過ごせるカギは動線設計
建築家はご家族の生活時間や趣味の話、どんな時にリラックスするのか等、生活スタイルについて丁寧にヒアリング。
特に二世帯住宅では、例えば親世帯の就寝時間帯に子世帯はまだリビングで過ごしていたり、起床時間が異なったりと、生活リズムの把握が重要です。お風呂や洗面、トイレなど共用部分でストレスがあっては毎日の生活に負担が生じます。
こうして、家族全員が集まるリビングと、それぞれが快適に過ごせる居室や共用部分の動線に配慮した間取りができあがりました。
1階はプライバシーの確保
2階は眺望を活かした設計
建築家が現地を下見した際に素晴らしいと感じたのは、前面道路を挟んだ北側の自然豊かな眺望でした。
しかし半面、1階は両隣との距離が近く、プライバシーをどう確保するかが重要だと感じていました。そこで1階は、目線を程よく遮る「袖壁」を出すことで隣地からの視線をカット。そして2階は、目の前の自然を借景にして眺望を楽しめるような窓の構成にしました。
お引渡し後に「私たちの価値観や大切にしていることにすごく耳を傾けてくれ安心感がありました。住んでみると家じゅうが快適で暮らしやすいです」とのうれしいお言葉をご夫妻から頂戴しました。
HOUSE DATA
敷地面積 251.32㎡(76.02坪)
延床面積 158.43㎡(47.92坪)