家のテーマ
ご主人はガレージ、奥様は家事動線
夫婦のこだわりが詰まった平屋の住まい
共働きで小さなお子様もいらっしゃる30代のご夫妻。
新築で家を建てるなら、ワンフロアで家事がしやすくスムーズに暮らせる平屋がいいと最初から平屋をご希望でした。
いくつかの住宅会社をまわられ、ARRCHの平屋モデルハウスを見て「すごくカッコいいね」とご夫妻で意見が一致したとのこと。そこからARRCHでのご相談が始まりました。
ご主人はバイクいじりができるガレージ兼趣味に没頭できるスペースをご希望、奥様は毎日の家事がとにかくラクにできる家事動線にこだわっておられました。
設計する上で一番意識したのは
周囲からの視線と室内への光
建設地は三方向を住宅に囲まれ、残りの一方も前面道路を挟んで住宅と向き合うような造成地の一角。
常に近隣からの視線があるため、建築家が意識したのは、いかに家の中のプライバシーを確保するか、という点でした。
しかし全てを閉ざしてしまえば、今度は家の中に光が入らなくなります。家の中をどうやって明るくするかも同時に解決しなければなりませんでした。
そこで建築家はまず、家族が集まるリビングには大きな掃き出し窓を設けるものの、外壁よりくぼませ、少し内側に窓を配置することで、周囲からの視線をカット。両側の壁が目隠しになることで、不安材料を取り除き、安心して室内で過ごせるようにしました。
そして家族それぞれの居室の窓は高めに設定することで、光を上から取り入れつつも目線を気にせずに生活できるようにプランニングしました。
「プランを見て、想像の上の上
をいく感じでワクワクしました」
そんな感想をおっしゃってくださったご夫妻。
「リビングは広めに欲しい」というご要望に対しては、平屋の限られた坪数の中で廊下で区切ってしまうのはもったいないので、リビングと廊下のスペースを曖昧につなげることで無駄なスペースをなくし、かつ広がりをも持たせられるよう設計しました。
そして奥様の 「とにかく家事をラクにしたい」というご要望に対しては、独立した3帖のランドリールームと、すぐ近くに同じく3帖のウォークインクローゼットを確保。
洗濯したものをランドリールームで干し、乾いた洗濯物をウォークインクローゼットへ移動させるだけ。ちょっとしたことですが家事が楽になる動線を盛り込むことで、家にいる時間をご自分やお子さんのために使ってほしいという建築家の思いが込められています。
お引渡し後に「とにかく住み心地が良いです。家で過ごす時間が楽しくなりました」とご感想をいただきました。
休みの日は庭でBBQをしたり、ボードゲームをしたり、家族で過ごす時間が充実しているとのこと。
ARRCHがご提供しているのは単なる「家」ではありません。そこに住まうご家族の「叶えたかった暮らし」を建築家のプランニングで実現します。
HOUSE DATA
敷地面積 214.94㎡(65.01坪)
延床面積 97.87㎡(29.60坪)