家のテーマ
帰りたくなる、ずっと居たくなる
くつろぎに満ちた「余韻の家」
ARRCHの建築家が手掛けるモデルハウスとして建てられたこちらの邸宅。
住宅街でひときわ存在感を放つ、上品で洗練された外観が目を惹きます。
敷地は約97坪ながら、奥に向かって狭くなる台形の変形地。三方向には隣家が迫り、前面道路は幹線道路へとつながる交通量の多い立地環境でした。
建築家が重要視したのは、いかにプライバシーを確保しながら、静かなくつろぎの住まいを実現できるか。
それには、中庭とリビングのゾーニングがポイントでした。
道路に近い場所に中庭を配置
リビングを遠ざけ音問題を解消
建物の中に一歩入ると、目に映るのは開放的な中庭。そして中庭の先には約22帖のLDKが広がっています。
建築家は、奥行きのある台形の敷地特性を生かし、家族がゆっくりくつろぐリビングをできるだけ敷地の奥、道路から離れた場所にプランニング。
リビングに続く中庭は外壁で囲うことで外からの視線がなく、一日中カーテン要らずの生活が叶えられます。
1階に寝室、2階は子供部屋のみ
平屋感覚の暮らしが実現
近年、平屋住宅を希望されるお客様のニーズが高まっていますが、敷地に制約があり諦めてしまうお客様がいることも事実です。
そこでARRCHでは、通常2階に配置しがちな主寝室を1階に持ってくることで、平屋感覚で暮らせる”平屋風2階建”をおすすめしています。
子供部屋や書斎、趣味のお部屋だけを2階にし、LDK・水回り・寝室を1階にすることで生活の全ては1階で完結。
これなら平屋ほどの敷地を必要とせず、憧れの平屋暮らしが叶います。
どんな土地でも必ず良い点があると、建築家は考えます。土地のデメリットをどう補い、メリットを最大限に活かすか。そして建てるお客様の理想の暮らしをカタチにするか。
建築家との家づくりはそこが醍醐味とも言えます。
HOUSE DATA
敷地 320.64㎡(96.99坪)
建物 106.20㎡(32.12坪)