趣味を楽しみ生活動線にこだわった平屋風の家

趣味を楽しみ生活動線にこだわった平屋風の家

家のテーマ

趣味や家事を『楽しみながら生活する』
ご家族の要望を建築家が実現

30代前半のご夫妻が家づくりを始めるにあたり、趣味を楽しむための便利な仕様や設備を取り込んだり、共に働く奥様が日々の暮らしでのストレスを感じなくて良い家事生活動線となるように、配慮した家が完成しました。

大きな特徴として、サーフィンが趣味のご主人ために、玄関ドア手前の横に周囲からなるべく見えないようにシャワーブースや関連アイテムの収納スペースを設置しました。
また、玄関から脱衣室~浴室への動線は、実際のサーフィンへの出発や帰宅時の細かい所作をイメージして造られています。

プライバシーを守りながら
明るい光を取り入れて開放感のある暮らし

家族やお客様が集うであろうLDKは、プライバシーが保てる北西側にウッドデッキのある窓を配置し、庭ではBBQなども楽しむ事ができます。
また、西日の日射熱を抑制するためにL型の形状とした事で、リビングとキッチン・食事スペースとの区切りのあるレイアウトが生まれました。
コンパクトにまとまったキッチンは多くの機能を凝縮させた密度の高さが特徴でもあるため、大変使いやすくなっています。

プライバシーを守りながら、明るさや広がりを感じる工夫が随所に形に表れた家。
‘‘ヒカリが開く家’’での暮らしが楽しみです。

▲1階と2階に表れたボリューム感とカラーの相違が2つの四角形の別棟がアシンメトリーに連なって見えるスタイリッシュな外観デザインの家

敷地の短所を長所へと変換しながら
屋内外の繋がりを最適にした家

広さは充分でしたが、立地や周辺環境など、いろいろと配慮すべき課題が多い土地でした。
建築家も開口部のとり方や庭の配置、目線の抜けやブロックすべき事など悩んだ結果、マイナス面を効果的に活かすプランにより、建物としてのファサードを美しいバランスに整える事ができ、周辺住宅地の顔になるようなシンプルかつ飽きのこない外観の家が完成しました。

▲LDKからウッドデッキのあるL字型形状の庭が一望でき、階段を利用した吹き抜けが、より開放的なリビング空間を確保。

LDKはウッドデッキのある窓を配置し、庭ではBBQなども楽しむ事ができます。
また、L型の形状とした事で、リビングとキッチン・食事スペースとの区切りのあるレイアウトが生まれ、ダイニングの脇には畳コーナーがあるため、リビングとは別にくつろぐ事も可能です。
そして、階段吹き抜けを配する事で、明るさはもちろん、空間としてのゆとりや余白を感じる事もできます。

▲キッチン手前には奥行き45㎝幅の集成材の造作カウンターが設置され、この場所で簡単な食事をする事もできます。

HOUSE DATA

敷地面積 210.75㎡(63.75坪)
延床面積 111.99㎡(33.88坪)