家のテーマ
二階リビングと快適に暮らす
アウトドア好き家族の二階テラスのある家
キャンプがご趣味のご夫婦が新しい家に持たせたテーマは”アウトドアと家族の団欒”。
成長していく子ども達の個部屋の必要性と、将来の家族の日常的な楽しみを考え、家づくりをスタートされました。
デザイン、機能性、収納や間取りなど、明確なビジョンをお持ちのお施主様でしたが、資金面は具体的に何から始めたらいいのかわからなかったのだそう。ARRCHのアドバイザーが相談する毎に解決策や回答を提案したことで家を建てる現実味を帯びた、との事。お引渡し後は、「間取りなど、ほぼ希望以上の家が建てられた」との嬉しいご感想も頂きました。
住宅街の中で自然を感じる
“おうちキャンプのできる家”
建設地は、北側道路の閑静な住宅街。住宅を計画する中でゆとりのある敷地になるがですが、庭スペースが外部視線や、建物により採光が損なわれることを考慮して、お施主様のご希望通りの「二階LDK」をご提案。さらにご要望に沿い、アウトドア用品を収納できる倉庫を一階に設ける案を提示いたしました。
充実したテラススペースを確保する事で、近隣を意識することない快適な居住空間を目指し、ご趣味であるキャンプをスカイテラスで家族や友人と楽しめる豊かな住まいの設計計画を立てました。
一階はシンプルに使いやすく
二階を生活のメインに暮らしやすく
当初から、妥協できない条件は?の質問に「リビングに集まりたくなる家」「アウトドア用品の収納」との回答をいただいておりました。
そこで建築家は、一階に主寝室・子供部屋と、相当数のキャンプギアを仕舞える広さを確保した倉庫を設置。外部収納も考慮されましたが、大切な道具をきちんと管理、いつでもメンテナンスが出来、雨の日でも車への積み下ろしがしやすい位置に軒部分を設け、利便性高い収納スペースとして仕上げました。
一階に個室と倉庫、二階LDKの配置にした場合、上下のつながりが無くなり、二階への魅力が薄れて、本来明るく開放的な居場所への家族が集まりにくくなる懸念がありました。
そこで、玄関に入ると広々と感じるホールを中心に各個室が繋がる配置計画を採用。階段、吹き抜けを介して二階LDKへ誘う動線を設ける事で、自然と階段へと足が向かう、二階リビングの居心地よさに引き込むイメージのレイアウトに。リビングにはゴロンと寝転がれる畳エリアを誰もが寛げるスペースとして確保し、テラスから見える空を感じて、差し込む光によって住まいの快適さをアピール。それだけでなく、その窓そのものをモダンなデザインにまで引き上げることで、シンプルなBOX型の建物に普遍の美しさが備わりました。
HOUSE DATA
敷地面積 211.30㎡(63.91坪)
延床面積 111.15㎡(33.62坪)