2022.12.08
「とにかくオシャレな家にしたい!」。
これはほとんどの人が思うことですよね? せっかくの新居ですし、こだわりの注文住宅ですし、これから何十年と生活する空間なんですから! 特に家の内装というのは、間取りと同じくらい、とことんこだわりたい部分ではないでしょうか? でも、いざ「内装どうしよう?」と考えてみると、予想以上に悩んだり、なかなか思い通りにならなかったりすることが多々ありますよね。 そこで今回は【オシャレな内装】を考える上でのポイントについて一緒に学んでいこうと思います!!!
最初に、どう考えれば【オシャレな内装】になるのか?の基礎について学んでいきましょう。 下記3つのポイントを意識するだけで、かなりイメージの整理ができると思いますよ♪
オシャレな内装を叶える秘訣として、何と言っても欠かせないのがデザインテイストの統一です。
「オシャレな家」と呼ばれる家には必ずと言っていいほど共通している部分ですね。
ナチュラル、モダン、ポップ、クール…などなど、まずは家全体をどのようなテイストにしたいのかをしっかり固めていきましょう。
そうすることで、使用する素材、壁・床などの色や質感、照明や配置する家具・家電などのアイテム選びの方向性で迷うことが少なくなってきますよ。
もちろん、一部屋一部屋でデザインのイメージを変えていくのも楽しいのですが、やりすぎは禁物です。
ある程度統一されている方がオシャレ感がアップしますよ。
アクセントとしてデザインテイストに遊び心を入れたいなら、トイレや子ども部屋など、いくつかの独立した空間にのみ取り入れていくのをおすすめします。
これも聞いたことがある人が多いのではないでしょうか? 家全体で使用する素材、壁、床、建具(ドアやふすまなど開閉して部屋を仕切るもの)などのカラーを絞り込むことで、統一感があり、オシャレでセンス溢れる雰囲気の内装に近づいていきます。
反対に、あまりにもたくさんの色を配色してしまうとゴチャゴチャとした印象になり、オシャレ感が減少してしまいます。
おすすめは、ベースとなるカラーを3色に絞ることです。
メインとなるカラーは全体の約70%、サブカラーは約25%ほどに振り分け、残り5%はアクセントカラーとします。
このようなパーセンテージで内装の色調を考えていくと、まとまりのある空間が生まれやすいのです。
例えば、床や壁はメインカラーでまとめ、家具&家電はサブカラーで統一し、建具の取手や飾り棚に並べる雑貨などはアクセントカラーに…といった具合ですね。
意外と気付きにくいのですが、内装がオシャレに見えない原因のひとつとして開放感のなさがあげられます。
空間が窮屈に感じられることで、すっきり感が損なわれてしまうんですね。
また単純に、部屋が狭く感じるようだと住んでいてもストレスがたまります。
「じゃあ、部屋を広くすればいいじゃん!」なのですが、それはそれで土地の広さや予算の関係もあり、なかなか難しいですよね。
そこでおすすめしたいのが、間取りを工夫することで開放感を引き出す方法。
例えば、できるだけ部屋と部屋の仕切り壁を減らすような間取りにするだけでも、かなりの開放感が生まれてきます。
もうひとつ、家具の配置の仕方もポイントです。
家具はできるだけ等間隔に配置して、大きな家具は部屋の奥側に配置するよう心掛けてみてください。
そうすることで、空間に立体感が生まれ、視覚的な開放感を演出することができます。
ここからはより具体的にオシャレな内装を叶えるポイントについて紹介していきます。
まず、何よりも大切とされているのが床材の選び方です。
「家全体の雰囲気は床材で演出されている」と言っても過言ではありません。
そのくらい床材選びというのは内装の中でとっても重要となってきます。
床というのは家の中でかなり広い面積を占める箇所ですよね。
ですから、部屋の印象を大きく左右してしまうのです。
床材選びのベースとなるのは、前述したデザインテイストになります。
モダンな感じにしたいのであれば白っぽい床材、ナチュラルな感じにしたいのであればメイプル調、シックな雰囲気が好みならダーク調を…といった感じです。
また可能であれば、艶感のあるフローリングシートのようなものではなく、自然の無垢材を使用したマットな色調の床材の方が空間に馴染みやすいとも言われています。
特にリビングの床材は、生活時間が長く、いつも肌に触れていますので、こだわりの床材を採用することをおすすめします。
ちなみにですが…ARRCHの完全注文住宅は無垢フローリングが標準仕様(オーク、アカシア、パインなど種類も豊富!)となっています! このことも頭の片隅に入れておいていただけるとうれしいです(笑)♪
建具(ドアやふすまなど開閉して部屋を仕切るもの)の選び方もオシャレな内装を実現させるために欠かせない要素です。
ここでのおすすめは、天井から足元までの長さを持つハイドアを選ぶこと。
背の高いハイドアを採用することで、天井と建具のラインがきれいにそろい、空間をすっきり見せる効果があります。
また、建具の存在感自体を軽減させる効果もあります。
ハイドアの採用が難しいのであれば、建具の「枠」に注目してみてください(枠と言うのは、例えばドアであればドアの外側を囲む部分です)。
建具の枠が目立ってしまうと空間のすっきり感がかなり邪魔されてしまいます。
ですので、枠が目立ちにくいものを選んでみたり、建具と壁の色調を同じにするなどの工夫をしてみてください。
…ちなみに、連続の宣伝になってしまい恐縮ですが(笑)、ARRCHの家では2,400cmのハイドアが標準仕様となっています。
空き戸や引き戸など、雰囲気や暮らし方に合わせて取り入れることができますので、こちらもぜひ覚えておいてくださいね。
巾木(はぎき)の使い方というのも内装を考える上で無視できない部分です。
巾木というのは、床と壁の境目に取り付けられる建材のことですね(どんな家でもありますので、一度は目にしたことがあると思います)。
壁と床の隙間を保護したり、壁を汚れから守るといった役割がありますので、快適に生活するために巾木というのは必要なものとなります。
しかし、これもあまりに目立ってしまうと空間の雰囲気のマイナス点となってしまうんですよね。
床材や建具などと同様、巾木に関してもできるだけ存在感の少ない素材・色調のものを選んでみてください。
一番簡単なのは、壁や床の色に合わせることですね。
また、巾木の幅の大小でも印象が変わってきますので、そのあたりも注目してみてください。
回り縁(まわりぶち)と呼ばれる、壁と天井を見切る部材についても同様です。
コンセントやスイッチのデザインといった小さな箇所も家の雰囲気に影響してきます。
一般的にコンセントやスイッチのデザインというのは四隅が丸みの帯びたタイプ(ラウンドタイプ)と四角いタイプ(スクエアタイプ)の2種類に分かれますが、オシャレ感を出したいのであれば、おすすめはスクエアタイプです。
「こんなちょっとしたことで?」と思われるかも知れませんが、百聞は一見にしかず。
見学会などに出向いた際にぜひチェックて、空間にどのような影響を与えているのかを実感してみてください。
このほか、木製や金属製など、素材にこだわったデザインのものもありますよ。
収納は、内装をおしゃれにするための重要な要素の一つです。収納がきちんとできていれば、部屋が散らかりにくくなり、おしゃれに見えるようになります。また、収納は、生活の快適さにもつながります。
収納をオシャレにするために、いくつかのポイントがあります。
収納場所を決めておくことで、部屋が散らかりにくくなります。また、収納場所を決めておくことで、収納家具を選ぶ際にも役立ちます。
収納家具は、部屋のサイズやデザインに合わせて選ぶことが大切です。また、収納家具は、使いやすいものを選ぶようにしましょう。
収納家具は、同じデザインで統一するとおしゃれに見えるようになります。収納家具の色や素材を統一することで、部屋がよりまとまりのある空間になります。
収納家具は、こまめに掃除をして、汚れが固着しないようにしましょう。
ARRCHでは、ウォークインクローゼットや備え付けの収納によって、空間をオシャレに仕上げるだけでなく、生活しやすい空間づくりを実現しています。家づくりを検討している際、是非ご相談ください。
また、内装をオシャレにするポイントとして掃除のしやすさを挙げることもできます。以下では、内装をオシャレに維持するためのポイントとして掃除のしやすさについて紹介します。
内装の素材は、掃除しやすいもの、耐久性の高い素材がおすすめです。また無垢の素材は経年の変化によって味わいを増す点で人気があります。実現したい内装のイメージと掃除のしやすさについて考慮しながら素材を選ぶことをおすすめします。
また、掃除しやすい設備を選ぶことで、掃除が楽になります。掃除しやすい設備としては、自動開閉式の扉や、水圧の調節ができる蛇口などがあります。
水はねしやすい場所には、水はねを防ぐ対策をしましょう。例えば、水はねしやすい場所にカーペットを敷いたり、水はねを防ぐシートを貼ったり、水に強いタイルを選ぶなどの方法があります。
ARRCHでは、数多くの注文住宅を実現していますがデザイン性と暮らしやすさの両立を兼ね備えた家づくりを行っております。
ここでは少し、施工事例をご紹介いたします。
【モダンデザイン】大窓のリビングが中心となり家族が集まる暖かい住まい
シンプルな箱型の建物にモダンデザインの窓が印象的なお家です。
LDKには、自然光がたっぷり入る大きな窓を設置。天井まで届く大開口がダイナミックな開放感に溢れたパブリックスペースを演出します。
リビングと繋がる外庭は、外構で囲うことで外からの視線が入らないよう設計し、住宅街にありながらプライバシーもしっかり確保しました。
玄関からは家族用と来客用の2つの動線を確保。家族用の動線上に水回りなどのプライベートエリアをコンパクトにまとめ、生活感を感じさせない空間づくりと暮らしやすさを両立させました。
【平屋風二階建】時代を経ても飽きのこないデザインと新しい空間提案。余韻に浸れるハイエンドな邸宅【モデルハウス】
住宅街でひときわ存在感を放つ瀟洒な外観。
一歩中に入ると、外の喧騒を忘れさせてくれる、広いリビングと中庭。
時代を経ても飽きることないデザインと昨今のニーズを取り入れた高品質の機能設備。
そして坪数以上に広く感じていただける空間提案。
ここに帰りたくなる、ずっといたくなる、そんな余韻をもたらすハイエンドな邸宅です。
【女性建築家担当物件】来客動線とプライベート空間を両立させた家
女性ならではの視点で来客動線とプライベート空間を両立させた家。
1階には来客をもてなす広いLDK。2階の家事動線の良さは家事の負担を軽減。来客動線とプライベート空間の使い方は必見です。
この他にも多くの事例を紹介しておりますので、下記よりご確認ください。
https://www.arrch.net/case_newly/kajiraku/
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以上、注文住宅を建てる際の【オシャレな内装】を叶えるポイントについて説明させていただきました。
完成してから「こんなハズじゃ…」と後悔しないために、今回ご紹介した内容をしっかり頭に入れて、スタッフや建築家さんと相談した上で、よりオシャレに、より快適に生活できる内装を見つけ出してくださいね! 「なかなか言葉で伝えるのが難しい」という方は、雑誌やネットから理想に近い画像などをピックアップして「こんな感じにしたいんです!」と伝えるのも有効ですよ。
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