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「吹き抜け」とは2階以上の建物で、階の間の天井・床を設けず貫通させた構造のことを言います。
天井が高くなることから開放感が生まれ、採光が多く得られることから、
玄関ホールやリビングルームに取り入れられるケースが多くございます。
お客様からの要望も多くARRCHでも多数実績がございます。
ただ、吹き抜けにもデメリットがございますので取り入れる際には配慮が必要となります。
本記事では吹き抜けの一般的なメリット・デメリットとARRCHの特徴をご紹介いたします。
一般的に吹き抜けのメリットとして挙げられるのは
①開放感がある
②採光や風通しがいい
③1階との隔たりを解消
ということです。
以下では、個別に具体的な内容を紹介いたします。
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開放感がある
吹き抜けの魅力は、なんと言っても「開放感のある空間づくりができること」です。
1階の天井や2階の床を設けないため1階から2階へと上下方向に空間を連続させてくれます。
そのため、視覚的に狭さを感じさせない開放感のある空間がつくれます。
merit02
採光や風通しがいい
建築基準法では、トップライト(天窓)は一般的な高さにある側窓の3倍の採光効果とされています。
吹き抜けに天窓を採用することで、照明がなくても部屋にたっぷりと太陽の光を取り入れることができ、
住宅街で「南側からの採光が見込めない」「隣の住宅との距離が近い」といった立地条件でも、吹き抜けによって室内を明るくすることが可能となります。
また、吹き抜けは、「暖かい空気は軽く、冷たい空気は重い」という空気の性質から、天井高に比べて効率の良い自然換気が期待できます。
シーリングファンやサーキュレーターをうまく使うことで更に効率の良い換気を行うことができます。
merit03
1階との隔たりを解消
吹き抜けでフロアごとの仕切りがなくなることで、家族の気配を感じられるようになります。
開放的な空間で家族の気配を感じやすくなるため家族のコミュニケーションが増えるきっかけとなります。
ARRCHの吹き抜けのご提案
一般的に吹き抜けのデメリットとして挙げられるのは
①暑い・寒い・冷暖房が聴きにくい
②音や匂いが伝わりやすい
③高所のメンテナンスがしにくい
④耐震上よくない
ということが挙げられます。
以下では、個別に具体的な内容とARRCHではどのように対策を行っているかを紹介いたします。
暑い・寒い・冷暖房が効きにくい
吹き抜けがあると、空間が広くなるため冬場は暖かい空気が上の方に逃げてしまい、一方、夏場は外気の影響で暑くなりやすため冷暖房の効率が悪くなるといわれています。
ARRCHは北海道基準の気密性と、国が推奨するZEH基準を大きく上回る断熱性HEAT-G2グレードを標準装備。気密性、断熱性能に加えダクト式集中換気システムを導入し各部屋が快適な温度で一定になることを実現し、吹き抜けだけでなく家全体で暑さ、寒さ、冷暖房効率に関する懸念を解消しています。
音や匂いが伝わりやすい
吹き抜けがあるため、音や匂いは密閉された空間に比べ伝わりやすいのが吹き抜けのデメリットとして挙げられます。
対策としては、音に関しては、例えば、特に音が気になる部屋を吹き抜けのある空間から遠くにレイアウトしたり、寝室の壁やドアを防音性の高いものにする。ニオイはキッチンを半個室のレイアウトにしたり、高性能の換気扇を設置する、吹き抜け部分に換気できる窓を設置したりするなどが考えられます。
高所のメンテナンスがしにくい
吹き抜けにある高い位置の窓や梁の掃除、照明の交換やクロス張替えなどが大変となりデメリットとして挙げられます。
吹き抜けに設置した照明器具は交換が大変なので、寿命の長いLED照明を使用したり電動昇降タイプの器具を使うことも暮らしやすさに繋がります。また、キャットウォークのように2階を回廊にすることでメンテナンスをしやすくするなどの解決策が考えられます。
耐震上よくない
床は、横方向の力を支えるのに重要な役割があります。吹き抜けを設置すると、床がなくなること、開口部が大きいことから、強度面を懸念点として挙げられることがあります。
ARRCHの家は耐震等級3を標準としております。暮らしやすさのみならず住宅性能もしっかり担保した注文住宅を提供いたします。吹き抜けのある家の魅力を享受しながら高い住宅性能を持つ家を提供することで日々安心して暮らしていただけます。
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